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周年記念品の選び方|相手別・予算別の相場と人気アイテム徹底解説

けんじ / 更新:2026-06-20
周年記念品の選び方|相手別・予算別の相場と人気アイテム徹底解説
周年記念品を任されたけれど、何を・誰に・いくらで選べばいいのか分からない。私も最初の発注では、相場も納期も手探りでした。結論から言うと、贈る相手と予算を先に決め、税務の非課税要件と納期を確認してから品物を選ぶ。この順番で動けば失敗しません。
  • 周年記念品は社名や周年の数字を入れると特別感が出る。
  • 永年勤続表彰の記念品は一定の要件を満たせば給与課税されない。
  • 現金・商品券は永年勤続の名目でも原則として給与課税される。
  • 勤続10年で3万〜5万円が民間で紹介される予算目安。
  • 創立記念日当日から1週間前までに贈るのが実務上の目安。

周年記念品とは?贈る目的と意味

嵐の20周年記念品のフォトフレームが良すぎる
嵐の20周年記念品のフォトフレームが良すぎる

周年記念品とは、企業や団体が創立・設立から一定の年数を迎えた節目に、感謝や記念の意味を込めて贈る品物のことです。

単なる「物配り」ではありません。会社の歴史と、それを支えてきた人への感謝を形にするのが本来の役割です。私が担当して実感したのは、品物そのものより「誰に何を伝えたいか」を決めた発注ほどうまくいく、ということ。

周年記念品が果たす役割

記念品の役割は、社内の結束を高め、社外との関係を深めることにあります。

社員には「これまでありがとう」、取引先には「これからもよろしく」。同じ周年でも、相手によって込めるメッセージは違います。ここを混ぜると、品物がぼやけます。

なぜ節目に記念品を贈るのか

周年記念は10年・30年・50年などの節目で行われることが多く、実施間隔は5年単位・10年単位が多いと民間の解説で案内されています。

なぜ節目なのか。10年、20年と区切ることで、社内外に「ここまで続いた」という事実を伝えやすくなるからです。中途半端な年数より、5年・10年の区切りのほうが、社員も取引先も価値を受け取りやすい。

創立記念品と周年記念品の違い

創立記念品は「会社が生まれた日」を祝う品、周年記念品は「節目の年数」を祝う品で、実務上はほぼ重なります。

正直、現場では厳密に区別しません。創立◯周年として両方の意味を込めて贈るケースがほとんどです。気にすべきは呼び名より、贈るタイミングと相手です。

贈る相手別の周年記念品の選び方

記念品は「社員・取引先・顧客」の3つに相手を分け、それぞれ別の基準で選ぶのが失敗しないコツです。

贈る相手別の周年記念品の選び方

私が一番つまずいたのは、全員に同じ品を配ろうとしたとき。社員が喜ぶ実用品と、取引先に失礼でない品は、性格が違います。

贈る相手別の選び方の軸
相手重視する点向く品の例
社員・従業員実用性・日常で使えるか名入れタンブラー、文房具、カタログギフト
取引先失礼にならない上品さのし付きの菓子折り、上質なタオル、ボールペン
顧客・お客様数を配れる手軽さ・好印象エコバッグ、ノベルティ小物

社員・従業員向けの選び方

社員向けは「毎日使えるか」を最優先に選ぶと外しません。

飾って終わりの盾より、デスクで使うタンブラーや文房具のほうが喜ばれます。ただし永年勤続表彰を兼ねるなら、税務の扱いに注意が必要です(後述)。

取引先向けの選び方

取引先向けは、実用性より「上品さ・失礼のなさ」を優先します。

高すぎる品は相手に気を遣わせます。のしを付けた菓子折りや、上質なタオル・ボールペンあたりが無難。私はいつも「相手が処分に困らないか」を基準にしています。

顧客・お客様向けの選び方

顧客向けは、数を多く配れて好印象が残る品が向きます。

エコバッグや実用的な小物が定番です。単価を抑えつつ、社名や周年の数字を入れて記憶に残す。これが顧客向けの基本設計です。

予算と数量から考える記念品の相場

予算は「相手の種類×数量」で決まり、社員の永年勤続では勤続10年で3万〜5万円が民間で紹介される目安です。

予算と数量から考える記念品の相場

ただしこの金額は企業の予算感であって、税務上の上限額ではありません。ここを混同すると、思わぬ課税が発生します。

予算別の選び方の目安

民間情報では、永年勤続の記念品の予算感が次のように紹介されています。

永年勤続表彰の予算目安(民間紹介の相場)
国税庁の非課税上限額ではなく、企業の予算目安として民間で紹介されている金額です。
勤続年数予算目安
10年3万〜5万円
20年7万〜10万円
30年10万〜15万円

産労総合研究所の調査を引用した民間記事では、勤続10年で賞品・賞金ともに約3.6万円、20年で賞品約7.5万円、30年で賞品約13.2万円という数字も紹介されています。

数量・ロット別の発注ポイント

数量が増えるほど単価は下がりますが、最低ロットと納期が制約になります。

私の経験では、名入れ商品は数量が少ないと割高になりがちです。発注前に「何個から作れるか」「その数量での単価」を必ず確認してください。中途半端な数で追加発注すると、版代が二重にかかることもあります。

税務上の取り扱いの基礎知識

永年勤続表彰の記念品は、一定の要件を満たすと給与課税されないと国税庁が案内しています。

要件は3つ。「社会通念上相当な金額であること」「勤続年数がおおむね10年以上であること」「同一人への再表彰は前回からおおむね5年以上あけること」です。

注意したいのは現金・商品券。これらは永年勤続の名目でも原則として給与課税されます。さらに、従業員が自由に記念品を選べる仕組みも課税対象になり得ると整理されています。

現金・商品券は永年勤続表彰でも原則課税。社員が自由に品を選べる仕組みも課税対象になり得ます。非課税にしたいなら「会社が選んだ現物」で贈るのが基本です。

人気の周年記念品アイテムと選定基準

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記念品は「実用性・特別感・配りやすさ」の3点で選ぶと、相手に合った品にたどり着けます。

社名や周年の数字を入れると特別感を演出しやすいと実務上の説明があります。逆に言えば、名入れのない既製品をそのまま配ると、記念品としての印象は薄くなります。

定番アイテムの特徴比較

定番アイテムは、相手と単価で向き不向きがはっきり分かれます。

定番アイテムの特徴比較
アイテム向く相手特徴
名入れタンブラー社員・顧客日常使い向き、名入れで特別感
上質なタオル取引先・社員失礼がなく実用的
カタログギフト社員相手が選べるが税務に注意
盾・トロフィー永年勤続表彰表彰状と組み合わせやすい
エコバッグ顧客数を配れて好印象

永年勤続表彰では、トロフィーや盾、表彰状と組み合わせることが多いと説明されています。形に残る品と、実用品をセットにすると満足度が上がります。

失敗しない選び方の注意点とNG例

記念品選びの最大のNGは「課税リスクを見落とすこと」と「相手に気を遣わせる高額品」です。

金一封・商品券・カタログギフトは実務でよく使われますが、税務上の扱いに注意が必要とされています。便利だからと安易に商品券を選ぶと、課税で社員にも経理にも手間がかかります。

もう一つ。取引先への高額すぎる品は、お返しを意識させてかえって負担になります。私は取引先向けでは単価を上げすぎないようにしています。

環境に配慮したエコな記念品の提案

周年記念品こそ、繰り返し使えるエコな品を選ぶと、会社の姿勢まで伝わります。

使い捨てのノベルティより、何度も使うエコバッグやタンブラーのほうが、捨てられにくく印象も長続きします。eco-noveltyとしては、ここを強く勧めたい。記念品が日常に残るほど、周年の記憶も残ります。

名入れデザインと贈答マナーの基本

名入れは社名と周年の数字を入れるのが基本で、贈答ではのし・包装・挨拶状をそろえると失礼がありません。

名入れデザインと贈答マナーの基本

デザインに凝りすぎる必要はありません。読みやすさと、周年であることが一目で伝わるかが大事です。

ロゴやメッセージの入れ方の工夫

ロゴと「◯周年」の数字を組み合わせると、それだけで記念品らしくなります。

印刷色で迷う人は多いですが、迷ったら社名ロゴの色に合わせるのが安全です。デザインデータが無くても、入稿用テンプレートの用意や、手持ちのjpg写真が印刷可能かの相談に対応する制作体制があります。

のし・包装・ラッピングのマナー

取引先や顧客に贈るなら、のしを付けるのが基本マナーです。

周年記念ののし書きは「祝 創立◯周年」などの表書きが分かりやすい。社員向けの実用品ならのしを省くこともありますが、取引先には付けたほうが無難です。荷姿(梱包状態)が気になる場合は、発注時に確認しておくと安心です。

挨拶状・メッセージカードの文例

記念品には、感謝を一言添えた挨拶状やメッセージカードを同梱すると気持ちが伝わります。

おかげさまで弊社は創立◯周年を迎えることができました。日頃のご厚情に感謝し、ささやかながら記念の品をお贈りいたします。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

長い文章は不要です。感謝と、これからもよろしくという一言があれば十分。品物だけ届くより、ぐっと印象が良くなります。

発注から納品までの流れと準備

発注は「相手・予算・数量・納期を決める→品を選ぶ→デザイン入稿→校正→出荷」の順で進めると迷いません。

発注から納品までの流れと準備

創立記念日当日から1週間前までに贈るのが実務上の目安です。逆算すると、いつまでに発注すべきかが見えてきます。

発注前のチェックリストとスケジュール

発注前に、次の5点を決めておくと制作がスムーズです。

  1. 贈る相手を社員・取引先・顧客のどれにするか決める。
  2. 総予算と1個あたりの単価を決める。
  3. 必要数量と最低ロットを確認する。
  4. 名入れのデザイン(ロゴ・周年の数字・色)を決める。
  5. 記念式典や創立記念日から逆算して納品希望日を決める。

私の失敗談ですが、数量を曖昧にしたまま進めると、後から増減して見積もりがやり直しになります。最初に数を固めるのが、結局いちばん早い。

注文から出荷までの手順

一般的な流れは、注文・デザイン入稿→入金→デザイン確認(画像校正)→出荷の4ステップです。

注文から出荷までの基本フロー
STEP内容
1注文・デザイン入稿
2入金
3デザイン確認(画像校正)
4出荷

会員登録をしないで見積や注文ができるか、納品書・領収書が同梱されるかは、発注前に確認しておくと経理処理がスムーズです。

短納期や予算オーバー時の相談方法

短納期や予算オーバーは、早めに相談すれば対応できる余地があります。

納期短縮の対応が可能な場合もあります。データを持っていない、デザインを作る環境がないという場合も、相談できる体制があります。困ったら一人で抱えず、まず問い合わせる。これが一番の近道です。

短納期・予算オーバー・データなしは、すべて発注前の相談で解決できることが多い。式典日が決まった時点で、まず納期と数量を相談してください。

導入企業の事例とお客様の声

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記念品は、贈呈式や記念式典で渡すと印象が強く残り、社員の記憶に長く刻まれます。

私が見てきた中でも、ただ配るより、式典で一人ひとりに手渡したほうが満足度は明らかに高い。演出ひとつで、同じ品の価値が変わります。

贈呈式・記念式典での演出例

永年勤続表彰では、表彰状と盾・記念品をセットで贈呈する形が定番です。

名前を呼んで壇上で手渡す。それだけで社員にとっては特別な瞬間になります。記念品に名入れがあると、後で見返したときにも周年の記憶がよみがえる。

実際に導入した企業の事例

周年記念では、社名と周年数字を入れた現物の記念品を選ぶ企業が多く見られます。

現物の記念品や旅行券は非課税扱いの例として案内されることがある一方、金額が高額すぎる場合や短い間隔での支給は課税対象になり得るとされています。導入前に、自社の支給間隔と金額を税務の要件と照らし合わせておくと安心です。

周年記念品に関するよくある質問

発注前に多い疑問を、支払い・データ入稿・配送の3つに分けてまとめました。

周年記念品に関するよくある質問

よくある質問

周年記念品とは?
企業や団体が創立・設立から一定の年数を迎えた節目に、感謝や記念の意味を込めて贈る品物です。社名や周年の数字を入れて特別感を出すのが一般的です。
周年記念品の費用は?
相手と数量で変わります。永年勤続表彰では、民間情報で勤続10年3万〜5万円、20年7万〜10万円、30年10万〜15万円が目安として紹介されています。ただしこれは予算目安で、税務の非課税上限額ではありません。
周年記念品の始め方は?
贈る相手・予算・数量・納期を先に決め、品を選んでからデザインを入稿します。創立記念日当日から1週間前までに贈れるよう、式典日から逆算して発注しましょう。
会員登録をしないで見積や注文はできますか?
会員登録の要否は発注先の運用によります。経理処理に関わる納品書・領収書の同梱可否とあわせて、注文前に確認しておくと安心です。
データを持っていません。デザインを作る環境もないのですが?
データが無くても相談できる体制があります。入稿用テンプレートの用意や、手持ちのjpg写真が印刷可能かの相談にも対応できます。
商品不良・印刷不良があった場合、返品や交換はできますか?
不良があった場合の返品・交換の可否は発注先の規定によります。荷姿(梱包状態)や配送可能地域とあわせて、発注前に確認しておくとトラブルを防げます。

最後に一言。周年記念品は、品物選びより「相手・予算・納期・税務」を先に固めることで9割決まります。式典日が見えたら、まず数量と納期を相談する。そこから動けば、間に合わないという事態はまず避けられます。

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けんじ

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販促・総務の実務経験 ・ ノベルティ発注の担当多数
販促・総務分野のライター

販促・総務の実務で、周年記念品や展示会ノベルティの発注を数多く担当してきた書き手。予算・納期・最低ロットといった発注のリアルな勘所を、担当者目線で解説します。

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